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北海道旅行するなら一度は泊まってみたい!美瑛にある「スプウン谷のザワザワ村」

今年の春・夏の旅行の計画は決まりましたか?「まだまだ先だし、決めてない。」という方が多いと思いますが、もう春はもうすぐ。人気の宿はすぐに予約で埋まってしまいますよ。

今回は、北海道の美瑛にある素敵な宿をご紹介いたします。とても人気がありますから、夏休み期間はすぐに予約で埋まってしまいます。

美瑛は、畑が丘陵地帯に張り巡らされ、遠くから見るとまさに「パッチワーク」。本当にきれいな景色を見ることが出来ます。夏から秋にかけて畑がきれいに色づきますから、そのくらいの時期の旅行をお勧めします。

 

札幌から自家用車で2時間半

前回、美瑛には家族で行ってきました。歩くようになった1歳の子どもがいて、長時間のドライブはぐずってしまいそうです。ですから、寄り道はせずに高速道路を使って一気に美瑛まで行きました。

 

本当は、富良野を経由して美瑛に向かうのも楽しいのですが、子連れですから仕方ありません。その代わり、美瑛に早い時間について、ゆっくりすることにしました。

 

スペシャルな宿に泊まります

というのも、宿が“スペシャルな宿”だからです。今回の旅行は、「スプウン谷のザワザワ村」という宿に泊まることにしました。このザワザワ村、何がすばらしいのかというと…まずは写真をご覧ください。

 

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どうでしょうか?「これって日本?」と言いたくなるような景色ですよね。「スプウン谷のザワザワ村」は絵本の中に出てきそうな建物に泊まることのできる宿です。

 

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宿泊棟は5つしかないので、1日に泊まることのできるのは5組限定です。ですから、美瑛の景色がきれいな時期には予約で一杯となり、なかなか泊まることができません。

 

何もしない時間

室内は意外とシンプルです。テーブル・ソファ・ベッドなどオーソドックスな家具に、ハンモックが珍しいというくらいでしょうか。バスは洋風でおしゃれですが、温泉ではありません。食事も朝食のみで、夕食は料金外・どこかで食べなければいけません。

 

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そういった内容からすると、1泊朝食付きで15,500円という価格は高いような気がします。ここの醍醐味は、そういったものではありません。何もない時間をすごせるということが一番の価値なのです。

早めにチェックインして、まずは宿の中でゆっくりして、気が向いたときにその辺をドライブしたり、景色を見に行ったりするというすごし方をおすすめします。「とにかく観光地を隅から隅まで見たい!」という観光客にとっては不向きな宿なのかもしれません。

 

ゆっくりとした時間

私たちの家族は、チェックインぎりぎりの15時に宿に入りました。この日は天気がよかったのでラッキーでした。急いで観光地を廻ることなく、宿でゆっくりとした時間を過ごしました。

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施設内にはポニーが放牧されていたので、子どもと見に行きました。子どもと一緒に、宿の周りで面白い草花を探したり、虫を見つけたりしました。あまり見たことがない草花や虫に子どもははしゃいでいました。

 

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ハンモックに揺られながら本を読んだり、うとうとしたりしました。また、宿の周りの風景をカメラで撮影したりもしました。

 

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青い池

今回はあまり観光地めぐりをしないようにしていたのですが、青い池だけは行ってみることにしました。Appleの壁紙に採用されてから、有名になりましたよね。この日もたくさんの観光客が観光バスにのって来ていました。

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この日は、青い色もよく出ていてきれいでした。神秘的な色ですね。ですが、人が多すぎてあまり雰囲気はありませんでした。有名になりすぎるというのも考え物ですね。隠れスポット的なほうがいいなと思える場所です。

 

Picnicでハンバーガ

青い池の帰り道、小腹がすいたのでカフェPicnicに寄ってみました。こちらの売りは手作りハンバーガーです。おいしくて感動しました。

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夜の星空に感動

晩御飯を食べ宿に戻って、ゆっくりすごします。テレビは部屋にあったかもしれませんが、そんなものはつけずに静寂を楽しみました。

 

このざわざわ村は道路から離れていて畑の真ん中にあるので、車の音がほとんど聞こえません。5棟あるコテージもそれぞれ距離があるので、本当に静かです。聞こえてくるのは虫の声だけです。

 

ちょっとだけ外に出てみると、きれいな星空で感動しました。同じ北海道に住んでいても、札幌はあまり星が見えないのですよね。ここで見る星空は、札幌では見れないような綺麗なものでした。

 

当たり前ですが、虫はいます

ここでひとつだけこのざわざわのデメリット?を。当たり前なのですが、虫はたくさんいます。どんなに注意しても室内に入ってくることもあります。これは諦めた方がいいです。

 

田舎に来れば来るほど、虫はたくさんいるものです。室内に虫がいたとしても、宿にクレームするのはナンセンスです。田舎を楽しむのであれば、虫は我慢してください。

 

写真撮影は早朝がおすすめ

家族より早起きして、写真を撮りに行くことにしました。美瑛に写真を撮影に行きたいという人も多いのではないでしょうか。

 

それはみなが考えることで、昼間の主要な撮影地には、観光客や写真撮影をする人がたくさんいます。どんなに角度を変えても、写りこんでしまうという事が少なくありません。

 

ですから、美瑛で写真撮影をするなら、早朝がおすすめです。早朝にも熱心なカメラマンはそれなりにいるのですが、昼間に比べると少ないです。ですから、自分の思ったとおりの角度で写真を撮ることが出来ると思います。

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天気のよい日であれば、早朝を狙います。この時間であれば私のような素人で、たいしたことないカメラ・レンズでもそれなりの写真がとれます(笑)。美しい美瑛の景色は、どこを撮っても絵になります。

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美瑛はのんびり・あせらず

どうでしょうか。せっかく美瑛に行ったのですから、ついつい「たくさんの観光地をめぐりたい!」と思い、スケジュールを詰め込みがちですが、美瑛を楽しむのであれば、あまりカツカツのスケジュールにしないことをおすすめします。「今回いけなかったところを見に、またいつか来よう。」くらいがちょうどいいと思います。

 

子どもにとっても、たくさんの観光地を見るためにつれまわされるより、親と一緒にじっくりと遊ぶほうが楽しいのではないかと思います。

 

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「スプウン谷のザワザワ村」