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ジャックスのリーダーズカードが改悪!!乗り換えのため次のクレジットカードを選んでみる(1)改悪通知が来た!

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昨晩、クレジットカード会社のJACCSからはがきが届いておりました。

 

内容は、Reader'sカードというクレジットカードのポイント料率の引き下げのお知らせでした。 そんなことはまったく知らなかったので、

 

「え~!!」

 

といった感じでした。

 

我が家は、リーダーズカード(Reader’s Card)をメインとして使っています。 引き落とし系のものは、すべてこのカードで支払っています。

 

それだけに、この改悪は涙目(つд⊂)でした。

 

クレジットカードのポイントとは?

クレジットカードを利用している人でも、ポイントを意識していない人も多いかもしれません。

 

「クレジットカードのポイントって何?」

 

という人もいるでしょう。 ここでは簡単にクレジットカードのポイントについて説明します。

 

ほとんどのクレジットカードには、“ポイント”というサービスがあります。

クレジットカードを使うと、数パーセントがポイントという形で利用者に還元される仕組みです。 クレジットカードを使えば使うほど、お得になるというわけですね。

 

よくお店でお客様カードをつくると、ポイントが付いてきたりします。 それと同じサービスがクレジットカードにもあるのです。

 

カード利用額に対して、もらえるポイントの割合が「ポイント還元率」です。 「ポイント還元率」が高ければ高いほど、「お得なカード」というわけです。

 

ポイント還元率は同じ?

では、クレジットカードごとでそのポイント還元率は異なるのでしょうか?

 

実はクレジットカードごとで大きく異なるのです。

 

銀行などで発行している、いわゆる“普通のクレジットカード”のポイント還元率は、0.5%程度です。 クレジットカードについて何も調べていない人は、そのくらいのポイント還元率でクレジットカードを使用しています。

 

しかし、世の中にはもっとポイント還元率のよいカードというのがあるのです。 そのひとつがジャックスのリーダーズカードでした。

 

リーダーズカードとは?

リーダーズカード(Reader’s Card)というのは、ジャックスが提供しているクレジットカードです。 このクレジットカードの売りは、「Amazonを利用する場合のポイント高還元」でした。

 

リーダーズカードは、Amazonでの買い物を前提としたポイント還元では最大1.8%という高還元を誇っていました。 よくあるクレジットカードの2倍から3倍の還元率です。

 

リーダーズカードのポイントサービス

リーダーズカードは、まずカードの使用時点で還元率が1.5%になります。

 

このポイントを使うときに、通常のポイントとして使うのであれば、1ポイント1円になります。 しかし、リーダーズカードのすごいところは、Amazonでお買い物した場合、1ポイント1.2円になるのです。

 

具体例をあげます。

 

まず1,000円分の買い物で15ポイントが付きます。 この時点で15ポイント/1000円で、1.5%のポイント還元率となります。

 

どんどんカードを使用していくと、ポイントがたまっていきますよね。 そのポイントが5,000ポイントたまった時点で、ポイントの利用申請が可能です。

 

このときにリーダーズカードでは、Amazonデポジットという商品に交換します。 デポジットというのは預り金という意味で、その分の買い物をした際に同額の割引を得られる権利となります。 Amazonデポジット分の買い物をできるというわけです。

 

この際、リーダーズカードでは、Amazonデポジットは5,000円分ではなく6,000円分になります。 ここで、さらに1.2%の還元が増額されるというわけです。

 

その結果、1.5%×1.2%=1.8%の高還元が受けられるというわけです。

 

Amazonでよく買い物をする人にとっては、とてもお得なカードでした。 Reader’s Cardの文字のごとく、Amazonで本を購入する読書家のためのカードだったのです。

 

改悪後は?

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上記の例で言うと、

 

まず1,000円分の買い物で11ポイントが付きます。 この時点で11ポイント/1000円で、1.1%のポイント還元率となります。

 

改悪前より0.4%のダウンです。

 

ポイントの利用申請は同じく5000ポイントです。

結局、1.1%×1.2%=1.32%の還元になってしまいます。

 

その差0.48%。

「誤差程度だろ~」

って思うでしょ。

 

ですが、それが結構大きな金額になるのですよ。

 

我が家の例で計算してみます。

 

2014年10月にカードを使い始めました。 2014年10月は入会特典があったので計算しにくいので、2014年11月~2015年8月で計算します。

 

我が家のクレジットカード利用金額

年月 利用額 取得ポイント
2014年11月 104,452円 1,560点
2014年12月 89,761円 1,395点
2015年01月 93,322円 1,425点
2015年02月 70,886円 1,050点
2015年03月 80,822円 1,200点
2015年04月 80,010円 1,275点
2015年05月 122,120円 2,025点
2015年06月 355,146円 5,115点
2015年07月 51,140円 855点
2015年08月 61,228円 990点

 

この期間で、1,108,887円のカード利用がありました。

 

1.8%の場合、19,960円のポイントがもらえる計算になります。

 

実際は、16,890ポイントがもらえました。 Amazonデポジットに換算すると1.2倍になるので、ポイント還元として20,268円分あったことになります。

若干誤差はありますが、よしとしましょう。

 

では改悪後はどうなるでしょうか?

 

1.32%の場合:14,637円のポイントがもらえる計算になります。

 

なんと、5,300円もダウンしてしまいます。 これって少なくない額ですよね。

 

メインのカードとして使用

リーダーズカードは年会費がかかるカードです。 2,500円の年会費がかかります。

 

さらにうちは、妻用として家族カードを一枚追加しています。 家族カードは、400円の年会費がかかります。

 

ただ、この年会費は、年間50万円以上のカード利用で無料になります。 年会費を無料にするために、我が家ではできる限り「リーダーズカード」で支払ってきました。

 

  • 携帯電話代
  • 公共料金代(電気・ガス)
  • 新聞代
  • プロバイダー代
  • 保険
  • ガソリン代
  • ETC

まさに我が家の“メインのクレジットカード”だったわけです。

 

その結果、年間50万円を大幅に超える額の利用があり、年会費は無料でした。

 

でもリーダーズカードは、一番のメリットであったポイント高還元が改悪されてしまいました。 それでは、魅力が半減です。

 

そんなわけで、ほかのカードも検討してみることにします。

 

ジャックスは軒並み改悪

ジャックスは、リーダーズカードのほかにもポイント高還元のクレジットカードを出していました。

 

  • REXカード
  • 漢方スタイルクラブカード

 

この二つはポイント高還元で有名なカードですが、どちらもジャックスが発行しているカードです。 今回の改悪では、リーダーズカードだけではなくこれらのカードも改悪されてしまいました。

 

改悪後のポイント料率でも、極端に低いというわけではなく、まだまだ高還元といえる料率です。 ですから、このままリーダーズカードを使ってもいいのですが、そんな気が失せてしまいました。

 

やはり改悪っていうのはショックですし、ジャックスに対する信用がなくなってしまいましたね。 「更なる改悪もあるのかなあ」と思うと、使い続ける気が半減してしまいました。

 

信用できる会社のクレジットカードを使いたい

クレジットカードの支払い契約というのは結構面倒です。 各サービス会社のサイトで登録を行ったり、用紙を取り寄せて返送したりしなければいけません。

 

その手間を考えると、クレジットカードはあまり変更したくはないものです。 だから、できる限り信用できる会社のカードを使ったほうがよいというのが今回の教訓です。

 

長くなるので続きます。 次回は、乗り換え先となるカードの検討を行います。