サッポログ

札幌地元民の日常。買ったもの・行ったところ・食べたものを中心に紹介しています。

チューリップを見に滝野すずらん丘陵公園へ

200品種27万本のチューリップが見ごろ

晴天の休日、滝野すずらん丘陵公園に行ってきました。この時期、同園では200品種27万本のチューリップが見ごろとなります。札幌市内ではほかにもチューリップを見ることができる公園がありますが、これほどの数のチューリップを見ることができるのは、ここだけではないでしょうか。色とりどりのチューリップを見るために、2歳・0歳の息子も連れて家族で滝野へ行くことにしました。

私の家は札幌市北区にあります。北区・東区にある百合が原公園さとらんどモエレ沼公園などはよく行くのですが、滝野すずらん丘陵公園は年に1・2度しか行きません。同じ札幌市内ですが、車で少なくとも1時間以上はかかりますので、なかなか行こうという気にならないのです。しかし、この時期は違います。一度満開のチューリップを見てからというものの、その色鮮やかな景色を見に行きたいと思うようになりました。

滝野すずらん丘陵公園までの経路

5月28日(水)、仕事が休みだったので、滝野へ行くことにしました。この日は少し風が強いものの快晴で気温も高く、絶好のドライブ日和です。10時くらいに家を出ました。滝野へは、南区を通り札幌芸術の森方面から向かう経路と、清田区真栄から向かう方法があります。

どちらが早いというわけでもないのですが、いつも清田区真栄側から向かっています。札幌市北区から高速を使いたいというのと、おいしい食べ物をゲットするためです。高速で札幌南インターまで行き、そこからは道道1138号(厚別中央通)→道道1147号(羊が丘通)→道道341号で向かいます。

 

寄り道は、四季なりイチゴパフェ/自然満喫倶楽部

行きの寄り道は「自然満喫倶楽部」 です。こちらで、「四季なりイチゴパフェ」を食べました。2年前に滝野に行ったときにも、このパフェを食べました。 イチゴがたくさん入っているのに、600円とお買い得な価格。安いだけではなく、イチゴはもちろんおいしいのですが、ソフトクリームもおいしくてコストパフォーマンスがいいです。今回ももちろん寄らせていただきました。イチゴは数に限りがあるので、土日などは早めの時間に行ったほうがいいかもしれません。  
 

子連れ・ベビーカーがある場合は、東口から

イチゴパフェを楽しんだ後、滝野に向かいます。ここからは山道ですが信号などもありませんし、すぐに着きます。途中寄り道をしましたが、11時20分くらいには滝野に着きました。土日やイベントのあるときなどは混雑して渋滞していることもありますが、 今回は平日ということもあり渋滞していませんでした。また、混雑時は駐車場が中央口ゲート前しか空いていないこともあるのですが、東口ゲート前の駐車場にも余裕がありました。 チューリップが咲いているのはカントリーガーデンなので、中央口ゲートから入ってもいいのですが、カントリーハウスや子どもの谷に行くには丘を登っていくことになります。子連れでベビーカーなどで移動する場合は結構しんどいので、東口ゲートのほうがおすすめです。

チューリップの丘からの眺め

 東口から入場すると、カントリーガーデンの丘の上にでます。そこからの景色がこちら。
  青い空と山、おいしい空気に、たくさんのチューリップが咲いていて最高です。東口から入ると、このようにチューリップの丘を見下ろす感じになります。チューリップは単純に一直線に植えてあるのではなく曲線状に植えられているので、変化があってとてもきれいです。 写真はないのですが、ほかの場所では様々な色のチューリップをランダムに植えているところもありましたが、それもきれいでしたよ。この日は27度くらいまで気温が上がりましたが、風もあったので少し涼しく感じました。  
カントリーハウス前にはベンチがあり、そこではチューリップを見ながら休んだり、食事を取ったりできます。この日も、センターハウス前のテーブルとベンチがあるところで持参したお弁当を食べました。チューリップを見ながら外でご飯。とても贅沢な時間を過ごすことができました。  

子どもが喜ぶ!子どもの谷へ

ご飯を食べた後は、子どもの谷に向かいます。センターハウスからはそれほど遠くないのですが、行きは下り坂・帰りは上り道になります。チャイルドシートを押してもいけますが、ちょっとだけ大変です。  
子どもの谷についてまず、虹の巣ドームに行きます。虹の巣ドームは、虹色のネットがはりめぐらされたエリアです。ぶら下がったり登ったり、トンネルをくぐったりして遊べる空間です。小学生以下のみが遊べ、一番上まで登ることができるのは子どもだけという特別な場所です。 2歳の息子は少し登ったりしましたが、少し早いようでした。それでもすごく楽しそうに遊んでいました。また、小さな子ども向けの場所もあるので、そこだったら安心して遊んでいたようです。  
この虹の巣ドームには、職員の方がいて休憩所があります。この休憩所は、いすではなく板の間です。まだはいはいや歩けない赤ちゃんがいる場合、この休憩所は助かりますね。テーブルもあるので、持参したお弁当を食べるのに最適です。また自動販売機もあるので、のどが渇いたときもここに来るとよいでしょう。  
さて、続いてありの巣トンネルと探検です。ありの巣トンネルというのは、あり塚の塔という目立つ塔があるのですが、その地下を走るトンネルです。暗がりがあったり、行き止まりや不気味な足音がなったりと思わず大人でもドッキリしてしまいます。外が暑いときは、トンネル内が涼しくていいですよ。  

まだまだあります

そして、フワフワエッグに向かいます。フワフワエッグというのは、巨大な卵をイメージしたふわふわクッションです。年齢制限は小学生以下となっていますが、大人は小さなお子様の付き添いであれば乗ってもよいそうです。 というわけで付き添いとして乗ってみました。弾力があるので、通常よりもかなり高くジャンプできます。この日は、ほかに誰も乗っていなかったので、ついつい私が楽しんでしまいました。2歳の長男は、ねっころがって弾んだりと大喜びでした。 次は、うねりの大地に行ってみました。大地からニョキニョキ突き出た不思議なツノという説明ですが、長男は迷わず「ニンジンだ!」と叫んでいましたね。角をつかんだり、抱きついたり。なかなか面白いです。  
最後は、溶岩すべり台へ。溶岩をイメージした巨大な滑り台です。写真で見るよりも実際は高さがありました。大人でも結構怖いです。それなりに危険なようで、用意されているヘルメットをつけなければいけません。年齢制限は3歳以上とのことで、大人の私がやってみました。 一気に滑り降りると迫力満点!結構スピードが出ます。確かに小さな子どもだと少し危ないかも。長男はすごく乗りたがっていましたが、3歳まで我慢してね。 そんなわけで、親子ともすっかり子どもの谷で楽しんでしまいました。子どもの谷の詳しい説明はこちらです。  

水遊びもできる模様…次は夏に来たい!

今回はできませんでしたが、水遊びもできるようです。また夏に行かなければ。また、子どもの森のすぐ隣にある「滝野の森」は野趣あふれる場所で、子どもの教育によさそうだと思いました。子どもがもう少し大きくなったら、自然学習の場としてまた行きたいと思います。  

帰りの寄り道は、永光農園/卵を使ったデザート

たくさん遊んだ帰り道。長男はびっくりするくらいすぐに眠りの世界へ・・・はしゃいでいたので当たり前です。そんな子どもの寝顔を見るのもうれしいですよね。  
帰りの寄り道をすることにします。帰りは永光農園に立ち寄りました。こちらの永光農園、以前滝野に行ったときに寄りました。そのときは、そばと卵焼きの店がメインで、持ち帰りとしてシフォンケーキを販売していました。 そのとき買ったシフォンケーキがおいしかったです。永光農園では養鶏場で新鮮な卵をとることができますから、おいしくて当たり前ですよね。

この日はテレビ放映されたのです…

奇しくもその日の朝、テレビで永光農園カフェがオープンしたという情報が流れていました。「これは行かなければ!・・・でもテレビに取り上げられたから、今日は混むのかなあ。」と一抹の不安を抱えながら寄ってみました。駐車場はそれなりに埋まっており、店の前にも人が並んでいるのが見えました。さすがテレビ効果です。 子どもが寝ているので、狙いは持ち帰りのできるシュークリームです。あのおいしい卵からつくられるカスタードクリームがおいしくないはずがないのです。が、列の前の人で売り切れ・・・無念です。 次に出来上がるのが一時間後ということで、今回はあきらめました。代わりに、サクサクカスタードとプリンを購入しました。このお店、なんと平日のほうが価格が安くなります。可能であれば、平日に行ったほうがお得です。  
今回は利用しませんでしたが、カフェとしても営業していますので、店内でも食べることができます。カフェメニューのパンケーキも気になるところです。  

札幌に住む子連れファミリーにおすすめです

そんなわけで、滝野を満喫することができました。まだまだ行っていないところがあるので、また行ってみたいと思います。走り回れるくらいの子どもにとっては、とてもいい遊び場だと思います。チューリップはきれいだし、寄り道ではおいしいスイーツを楽しめますよ~。おすすめします。