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札幌地元民の日常。買ったもの・行ったところ・食べたものを中心に紹介しています。

大好きな本別温泉グランドホテルの経営元が変わるらしい

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大好きな本別温泉グランドホテル

我が家が道東方面に行くときに、いつも中継地として寄っているのが「本別町」です。そして、本別町でいつも止まっているのが、「本別温泉グランドホテル」です。その本別温泉グランドホテルの経営元が変わったので、心配しているというお話です。

 

なぜ本別で中継するか

なぜ本別かというと、まず第一に札幌と同等の中間に位置しているという点。中間といえば帯広があります。そして帯広には十勝川泉をはじめ、泊まるところがたくさんあります。

なのになぜ本別か?というと、単に空いているし、好いているからという理由になります。ゴールデンウィークなどは帯広のホテルはすぐ満室になってしまいます。なので、行きたいと思っていたホテルに泊まれないということが良くあります。

そして、空いているホテルは値段が高くなっています。それほど泊まりたいと思っているわけではない宿に高いお金は払いたくないというわけです。

一方、本別には大きな宿は「本別グランドホテル」しかありません。が、本別グランドホテルはゴールデンウィークでも空いていることが多いのです。そして、値段が普段の価格とあまり変わらないというのが素晴らしいです。

過不足ない宿

そんなゴールデンウィークでも空いていて、値上がりしない本別温泉グランドホテルですが、ではしょぼいホテルかというとそうではないんです。

とはいえ、すごく良いホテルかというとそうでもないのです。でも、不満がほとんどない「過不足ない宿」という表現が、自分には一番しっくりきます。

上で書いた通り、値段はそれほど値上がりするわけでもなく、大人一人あたり1万円前後で泊まることができます。宿の満足度は、この価格に見合うサービスが受けられるかというのがポイントとなります。

宿自体は老朽化が進んでおり、古さは否めないところがあります。しかし、宿は過不足なく清掃されており、不快な思いをしたことはほとんどありません。

温泉は泉質は極めて安定していて、しっかりとした温泉です。温泉施設も新しくはありませんが、しっかり清掃されています。そして、騒がしい観光客がほとんどおらず、ゆっくりと湯につかることができます。

子連れにやさしい

もう一点、本別温泉グランドホテルで気に入っている点は、「子連れにやさしい」ということです。子どもの予約をすると、宿に子ども用のお泊りセットがついていました。これには子供大喜び。

そして夕食ですが、部屋食に対応してくれます。これが小さな子ども連れにとっては最高にうれしいです。食事会場が用意されている宿もありますが、子どもは騒ぐし泣くしこぼすし、目を離せないので大変です。

部屋食であれば周りに気を遣うことがなくゆっくりと食事ができます。本別温泉グランドホテルは部屋食に対応してくれるので、とても助かっていました。

食事がおいしい

部屋食での食事ですが、これがまた「過不足ない」んです。量も程よく贅沢すぎず、でも安心して美味しくいただける夕食が出されます。これがまた絶妙。

温泉へ行くと、妙に凝ったメニューが出てきて、正直「ん?」となることがよくあります。極端に量が少なかったり、逆多すぎたり。そんな宿が多い中、本別温泉グランドホテルの夕食は、本当に最適な量と質なのです。

それを部屋食でゆっくりと食べられるという点が気に入っています

朝食は会場でのバイキングですが、これもまたちょうどいいです。普通の朝食メニューが程よく用意されていて、満足できます。いくら食べ放題とかそういった特別なメニューはないのですが、本当に過不足ないちょうどいい朝食なのです。

従業員さんがやさしい

そして一番のお気に入りポイントが、従業員さんの気遣い。ここの従業員さんは、特別なおもてなしをしてくれるというわけではないのですが、「過不足ない」サービスをしてくれます。

よく、高級な宿に宿泊すると、素晴らしいサービスを受けることができますよね。確かにそういった特別なおもてなしは、特別な時間を過ごすという点ではうれしいです。でも、そんなサービスばかり受けているとおなか一杯になりますし、お金が無くなってしまいますよね。

その点、本別温泉グランドホテルのサービスは、あたりまえのことを当たり前にしてくれた上で、ちょっとだけうれしいサービスをしてくれるんです。それが気を使わなくていいのです。

ここの従業員さんは、けっこう“シャイ”だなあって思います。シャイでプラスワン的なサービスが、「キュンキュン」させてくれるんです(笑)

コイに餌をあげられる

宿を出る時の楽しみが、コイへの餌やり。これ、子どもが喜ぶんです。宿の敷地内におおきな池があって、そこにはたくさんの鯉が買われています。その恋に売店で買った餌をあげることができます。

鯉たちは餌をめがけてすごい勢いでがっつきます。それがまたすごい勢いで、これに子どもたちが大はしゃぎ。これが我が家の本別温泉グランドホテルの恒例行事となっています。

 

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変わらないといいけれど

そんなわけで、本別温泉グランドホテルは我が家のお気に入りです。帯広が混雑しているというのもありますが、最近では本別温泉グランドホテルに泊まりたくて本別で中継しているといっても過言ではありません。

そんなお気に入りの宿ですが、経営母体は「株式会社 野田組」という建設会社さんでした。野田組では、この本別温泉グランドホテルの他に、地元の豆を活かしたお菓子なども販売しています。

この度、経営が野田組から不動産投資会社のパーフェクトパートナー(本社・恵庭)に変わるというニュースを見ました。
https://e-kensin.net/news/104765.html

いろいろと事情はあるのでしょうが、経営母体が変わるというのはさみしく、残念。そして心配しています。記事によると、リニューアルも予定してるようです。今の「過不足ない」サービスが変わらなければいいなと思います。

 

 

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