サッポログ

札幌地元民の日常。買ったもの・行ったところ・食べたものを中心に紹介しています。

虫を探したければ、山だなと気づいた

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先日、札幌市南区簾舞の某所に行ってきました。北区あいの里に住んでいる自分にとってはあまりなじみのないところです。どちらも札幌市内でありながら郊外というところは変わらないですが。

 

 

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自分の子どもは虫が大好きです。夏から秋にかけては、どこかに行くと虫ばかり探しています。そんな息子は、山に行くと聞いて楽しみにしていたらしい。バッチリと虫網と虫かごを持参してきました。


現地につくと、思っていたよりも山奥のせいか、空気がきれいなような気がしました。そして、何か出てきそうな雰囲気がプンプンとしてきました。簾舞といえばヒグマが良く出没する地域という印象ですが、確かにそこら辺からひょっこり出てきそうな雰囲気です。

 

子どもはさっそく虫探しを始めました。5分と経たずして子どもが「おわ!」っと叫び声をあげる。何か見つけたようです。

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行ってみると、バッタがうようよしています。しかも結構大きい。このサイズのバッタはあいの里ではあまり捕まえられない…といったサイズ感のバッタがうようよしている。子ども大興奮。


しばらくすると、また叫び声。今度は「トカゲ」がウヨウヨいる。しかもそのトカゲ、体は黄色と黒っぽい縦じま模様なんだけれども、尻尾は鮮やかな青。ナニコレ??はじめてみましたよ。なんだかやばそうな色合いなんで、子どもに触らないように注意。
後程分かったのですが、このしっぽが青いトカゲ、「ニホントカゲ」という、日本の各地にいる一般的なトカゲだったよう。もちろん毒なんてありません。青い尻尾は子どもの時だけのようです。

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↑これは写真素材ですが、これと全く同じでした。

 

そんな青い尻尾のトカゲがそこら中にいます。中には蛇の小さいくらいのサイズのトカゲも。そんな大きな個体はもちろん尻尾は青くありませんでした。


さらに探していると、大きなコオロギみたいな虫が発見されました。捕まえてみるとコオロギに似ていますが、少し違う感じがします。捕まえて虫かごに入れてみると、鳴きだしました。鳴き声もやっぱりコオロギとは違います。子どもは大喜びで、連れて帰ることにしました。


家に帰って調べてみると、「ヒメギス」という虫の一種だということがわかりました。鳴き声は「ジッジッジッジッジッジッ」といった感じです。それほどうるさくはありませんが、その前に捕まえた「エンマコオロギ」のほうが好みの鳴き声です。


コオロギとの違いとして、つるつるとした壁も登れるという点があります。コオロギはつるつるを登れないので、ケースから出る心配は少ないのですが、ヒメギスはつるつるをあっさりとのぼってきます。なので、逃げないように注意しなければいけません。

 


というわけで、今回は子どもも大満足の成果だったようです。あいの里と簾舞、どちらも札幌郊外ですが、やはり山がある分、簾舞のほうが虫が多いなという印象です。トカゲもいましたし、面白い場所でした。虫探ししたいときは、山に行ったほうがいいですね。

 

 

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