dynabook SS RX2のハードディスクトラブルを解決する手順を考える(リカバリーディスクなし)
前回書いたとおり、dynabook SS RX2にハードディスクエラーが出て、Windows7が起動しない状態です。しかも、DtoDリカバリのPCでリカバリーディスクがないという状態です。
購入したのは2年前で、中古で19,800円で購入したものです。安価な商品なので、廃棄して新しいPCを購入することも考えました。が、やっぱりもったいないし、気に入っていたので、ハードディスクを交換することにしました。
もしHDDが完全に壊れていると、Windows7はあきらめることになりそうです。その場合は、ChromeOSかCentOSにする予定です。
今回のハードディスクトラブルを解決する手順をまとめてみました。
現状
dynabook SS RX2には、このようなエラーが出ています。
「Built-In HDD ERROR」 BIOSは立ち上がるものの、Windows7は立ち上がらない状態です。
この「dynabook SS RX2」は中古で購入したもので、「IBM Refreshed PC」というものです。リカバリーディスクは最初から付属しておらず、「DtoDリカバリ」という方法でリカバリを行わなければいけません。
「DtoDリカバリ」というのは、ハードディスク内にリカバリ領域というのが用意されており、それを使ってリカバリを行うというものです。
では今回のように、ハードディスクそのものが壊れてしまった場合どうするかというと、どうしようもなくなってしまいます。そうならないように、壊れる前にハードディスク内のリカバリ領域をもとにリカバリーディスクを作成しておかなければならないのです。
自分はというと、上記のことを認識していたのにもかかわらず面倒なのでつくっていませんでした(笑)。そのため、リカバリーディスクがありません。この状態では、ハードディスクを交換してもWindowsを再インストールすることができません。
念のため、購入した中古ショップに問い合わせてみましたが、「それはどうしようもないですねえ」という対応。自分で何とかするしかありません…
OSをどうするか
dynabook SS RX2のHDDが完全に壊れていた場合、Windows7は使えなくなります。その場合、Windowsを単品で購入するのはバカらしいので、他のOSを使おうと思っています。候補には、GoogleのChromeOS、LinuxのCentOSデスクトップ版を考えています。
今回の手順
上記のことを踏まえて、今回の手順を以下のようにしました。
- SSDとHDDのUSBケース購入。
- HDDをUSBケースに入れて、完全に壊れているか確かめる。
- HDD完全に壊れていたら、Windows7をあきらめる。
- HDDからデータを取り出せそうなら、SSDにコピーを試みる。
- コピーが成功したら、Windows7で使う。
- Windows7が無理なら、ChromeOSとCentOSのよさげなほうを使う。
- dynabook SS RX2のHDDをSSDに換装。
- ChromeOSをUSBにいれ、dynabook SS RX2に挿して試してみる。
- CentOSをUSBにいれ、dynabook SS RX2に挿して試してみる。
- よさげなほうをdynabook SS RX2のSSDにインストール。
というわけで、まずSSDとHDDのUSBケースを購入します。